ウェブフォントファイルのMIMEタイプはRFC8081で以下のように提案されています。
- トップレベルタイプとして
font
を使用 - サブタイプとして、各フォント拡張子にあったものを定義
Content-typeは以下のようになります。
フォントタイプ | Content-Type |
---|---|
Generic SFNT | font/sfnt * |
TTF | font/ttf |
OTF | font/otf |
Collection font | font/collection |
WOFF 1.0 | font/woff |
WOFF 2.0 | font/woff2 |
※ 最初のfont/sfnt
は実際はほとんど使われることはないようです。SFNTというのは具体的なttfやotfなどをラップした構造をしているようなので、内部の具体的なフォントタイプが使われるみたいです。
初めはW3Cがapplication/font-woff
やapplication/x-font-ttf
などを公式に定義していましたが、あまり使われていなかったようです。そもそもapplicationタイプはソースファイルなどを含むためセキュリティリスクに細心の注意を払って扱われるものです。また、フォント用のトップレベルタイプが無いと、フォント共通のオプションパラメータを設定することができません。以上の理由からfont
というトップレベルタイプを定義することにしたとのことです。